本日は父の日にして、父の命日からちょうど一カ月…ということで、スマホに入っていた在りし日の写真（ついでに存命の母も写ってる）を立てかけ、朝っぱらから一緒に晩酌もどきを楽しんだ。
私の仕事がカレンダー通りの勤務であれば夜にゆっくり飲めるのだが、あいにく夜勤のど真ん中だったので、夜からの勤務に差し障りがないよう、アルコールは控えめにビール1缶で。
あと、後片付けに時間を取られると睡眠時間が無くなるので、手の込んだ料理も作らない（笑）
「勤め人は大変やのぉ～、ワシは自営業やから好きな時間に飲めるわい」
そんなセリフが写真から聞こえてきそうである。
実際、生前の父は昼から飲んでいたし、そんなセリフを吐いていたこともある。
そのたびにいつも私は思っていた。
（いやいや…、父さんの方がよっぽど大変ですってば…）と。
長男ではないのに諸事情から問答無用で本家の跡取りにされ、自分がこさえたわけでもない身内の借金（ウン千万円）を農業一本で完済し、私たち3人の子どもには好きな進路を選ばせてくれた父。
自分が先に死んでも残された母が生活に困らないよう、ちゃんと取り計らってくれていた父…。
あれだけ家族のために尽くしてくれたのに、私は自分のことばかり考えて、ほとんど何も返すことができなかった。
そのことを思うと、毎日胸が苦しかった。
けれどあの日からちょうど一カ月経ち、苦しかった気持ちが感謝の念に変わっていくにつれ、ようやく今すべきことに着手できる心境になってきた。
とりあえず準確定申告は私の担当だ。
税務署に聞かなきゃ分からないことが山ほどあるが、どうせ電話じゃ埒があかないので月末帰省したときに足を運んで聞きまくらなければならない。
農地を今後どうしていくのかも家族会議で決めていかなくてはならない。
道のりは長そうだけど頑張るぞ、お〜っ！
まぁとりあえず、今日はもう寝よう…。
それではまた。
